国際情勢 international affairs 2005 10 3

 最近、靖国神社関係のニュースが増えました。
おそらく、総選挙で圧勝したことにより、
小泉首相は、年内にも、靖国神社に参拝せざるを得ないでしょう。
圧勝が、かえって、そういう政治的な立場に追い込んだとも言えるでしょう。
 しかし、そうなると、中国において、反日運動が激化するでしょう。
ただでさえ、東シナ海のガス田開発で、日中間の緊張が高まっているのに、
その上、靖国神社参拝となると、かなりの反日運動の激化が予想されます。
 今度こそ、中国政府は、反日運動を抑えられないでしょう。
未確認情報ですが、前回の反日運動の時、
中国政府は、「やっと」、「何とか」、反日運動を抑えたそうです。
今度、反日運動が激化したら、共産党指導部も混乱するでしょう。
 これを、アメリカの立場で見たら、どう見えるでしょうか。
ただでさえ、中東の泥沼で、頭が痛いので、
日中間で、緊張が高まるのは、困ると見るか。
 あるいは、地政学的な考え方で、日本と中国が同盟関係になると、
アジアだけでなく、世界的にも、強大なパワーとなるので、
日中間で、喧嘩(ケンカ)をしていた方がよいと見るか。
 それにしても、総選挙で圧勝したことにより、
小泉首相は、参拝しなければならない政治的な立場になってしまったと言えるでしょう。
小差の勝利ならば、参拝を見送るという選択肢もあったかもしれません。

































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